Bowzの馬優先主義

いやー、
ほんま一期一会でPOGやってよかったです。。。。みやっちのおかげです。
栗東よかったです、本当にありがとうございました。


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普段はテレビにしてもパドックにしても勝負の時のサラブレットの顔しか見ていないもので、
プライベートタイムにお邪魔した今回の訪問は、まるでコンサートの楽屋裏とか人気レストランの厨房を覗くような感覚でした。


間近でサラブレット見るとぜんぜん違いますね。
瞳の真ん中ってブルーだったんですね。中には風邪で充血してしんどそうにしているのもいましたが、澄んだ目をしてるんですね。


そしてサラブレットはデカイんですよ。顔も体も。
400キロを超える体つきでドンと存在されていると、プロレスラーも相撲とりもかわいいものです。。
で、両手両足は立つのに忙しいから、顔とか口でコミュニケーションをとろうとしなさるんですよね。
ポケットのふくらみが気になるのか、口で服を咥えようとしてきたので、僕は鼻面をなでるとか、
こそばしてみたりとか(全然くすぐったがりませんでした)そんなことをしていました。


でも、一番思ったのは毛並みですね。みな清潔感あふれていましたよ。
理屈じゃなくキレイなものはキレイなんですが、手間というか手入れの行き届いたキレイさを感じました。
その上、皆速く走るんだから。。。お金が増えた損しただけであんなに盛り上がったり心動かされる世界じゃないですよね、競馬は。


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写真見ると、みやっちサンなんか会心の笑顔でスズカトップガンとの2ショットをキメていらっしゃいました。
もし僕が同じ立場だったら、馬以外であんな表情ができるのはどんな時だろうと思わず考えてします。
人気絶頂の女優とかアイドルにデート申し込まれても、あれ以上の顔は出来ないでしょうね。


でもそのキレイさの裏には、レースでは鞭でたたかれたり、
道悪のダートなんか泥んこでゴーグルなしで走っらなあかんし、
ウチの寺のお勤めよりも早い時間から調教というか練習をせなあかんし、
ホンマサラブレット稼業も大変だと思います。尊敬しますね。


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そんなことを思いながら回っていたわけですが、家に帰ってふと振り返るとこんな風に感じました。
ここ数年の競馬の楽しみ方って、私自身、一歩下がっている部分はあったと思います。
勝ち負けよりも昔を懐かしみながら楽しんでるというか、
自分がどうこうするよりも他の仲間の熱い語りを聞く方が楽しいかなって思う自分でした。
レースより活字の、新聞の世界での競馬が多かったです。


でも厩舎に来てリアルなサラブレットを見て木村さんの話を聞いてると、、、昔を思い出しました。
穴の開くほど週刊ブック読んでたり、バイト明けてビール飲みながらいつも馬の話ばかりしていたり、
バイト先に来てくれたジョッキーの横断幕パドックにかけてたり、
指定席とるのに花札やりながら開門待ってたり、
競馬のこと考えるだけで楽しかった頃の自分を少し思い出しました。


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いい意味での刺激をいただいた今回の栗東訪問でしたが、、チアズシャイニングには頑張ってほしいですね。
いろいろあったと思うけど、いつかまた彼の応援幕を貼ることのできるよう。。。

                                      
              〜 bowz 〜
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木村さんの小学校でも馬の話、父との会話も馬の話ってのがすごく気に入りました。よかったです。
馬の世界もボウズの世界同様、いろんな面あるでしょうが、いい面も見失うことなく頑張っていってほしい人材ですね。
来年のPOGは(西の)藤沢厩舎も何頭かとって応援したいですね。