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過去ログ「競馬鹿人生」

福井の競馬フリークたちの集う高級紳士倶楽部

みやっちとぐっさんの競馬鹿人生

昔、投稿天国でかな〜りマニアな競馬コラムを書いて、 かな〜りマニアな人のみにウケていた、『競馬のけ』の作者、“みやっち”。 そのコラムを通じて知り合うことになり、毎晩のように競馬談義に花を咲かせる お好み焼き屋、“ぐっさん”。 二人の「福井の隠れ競馬ファンと知り合って、競馬のロマンについて語り合いたい」という、 たったそれだけの想いで始まったこのサイト「競馬鹿人生」。 今夜も ぐっさんの店で競馬談義が始まった!




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福井の競馬ファンに捧ぐ
みやっちとぐっさんとひろきとつねとケン坊とかずきとBowzとやまりんとおさるとまこととヴァイデンとユーイチと大智とまもるの“競馬鹿人生”
第57話 「今週も大波乱がありそうな気配……。 NHKマイルカップ」
(2005/5/02 PM7:53更新)

昔、投稿天国でかな〜りマニアな競馬コラムを書いて、かな〜りマニアな人のみにウケていた、『競馬のけ』の作者、“みやっち”。
そのコラムを通じて知り合うことになり、毎晩のように競馬談義に花を咲かせる、お好み焼き屋、“ぐっさん”。

二人の「福井の隠れ競馬ファンと知り合って、競馬のロマンについて語り合いたい」
という、たったそれだけの想いで始まったこのページ。
今夜も ぐっさんの店で競馬談義が始まった。

Wくんの天皇賞観戦記も同時にアップ!

第56話 「激録(笑)! 天皇賞・春」(2005/5/02 AM10:55更新)





今週のレース。〜NHKマイルカップ (東京・芝1600m サラ系3歳)〜

今週の出走予定馬

馬名(上段・父馬、下段・母馬)
 エンコンドルパサー(Kingmambo/MP×Sadler's Wells/ND)
アイルラヴァゲイン
 トキオリアリティー(Meadowlake/PR×In Reality/MW)
 サニーブライアン(ブライアンズタイム/HR×スイフトスワロー/ND)
イヤダイヤダ
 モットヒカリヲ(アフリート/MP×Theatrical/ND)

 サンデーサイレンス(Halo/HR×Understanding/Td)
インプレッション
 シェイクハンド(Mr.Prospector/RaN×Nureyev/ND)

 Touch Gold(Deputy Minister/VR×Buckpasser/TF)
(外)エイシンヴァイデン
  バーモントガール(ミシエロ/MP×Apalachee/RT)
 マイネルラヴ(Seeking the Gold/MP×リイフォー/ND)
コスモフォーチュン
 グレースマリヤ(グルームダンサー/RG×アスワン/ND)
 ヘネシー(Storm Cat/SB×Hawaii/Dt)
コパノフウジン
  ウェディングベリー(スキャン/MP×Blushing Groom/RG)
 Stravinsky(Nureyev/ND×Blushing Groom/RG)
(外)コンゴウリキシオー
 Principum(ハンセル/MP×Nijinsky/ND)
 エンコンドルパサー(Kingmambo/MP×Sadler's Wells/ND)
シルクタイガー
 ルビータイガー(Ahonoora/Cl×Hotfoot/Pha)
 アドマイヤベガ(サンデーサイレンス/HR×トニービン/GS)
シルクトゥルーパー
 シーヴィーナス(Dayjur/Dnz×Assert/ND)
 Grand Lodge(Chief's Crown/Dnz×Habitat/Tt)
シンボリグラン
 Valixa(Linamix/Lyp×Nijinsky/ND)
 フジキセキ(サンデーサイレンス/HR×Le Fabuleux/StS)
スイートアリッサム
 リキパラダイス(ヘクタープロテクター/MP×Nijinsky/ND)
 パラダイスクリーク(Irish River/NB×Northfields/ND)
(市)ストラスアイラ
  カルカネット(ナトルーン/Bl×Solinus/TF)
 カーネギー(Sadler's Wells/ND×Riverman/NB)
セイウンニムカウ
  プロミストーク(ジェイドロバリー/MP×トウショウボーイ/PG)
 サンデーサイレンス(Halo/HR×Understanding/Td)
デアリングハート
  デアリングダンジグ(Danzig/ND×Briartic/Nea)
 タイキシャトル(Devil's Bag/HR×Caerleon/Nj)
ディープサマー
  チカリー(Sadler's Wells/ND×Blushing Groom/RG)
 バブルガムフェロー(サンデーサイレンス/HR×Lyphard/ND)
バブルエスティーム
 スギノシャーロット(Woodman/MP×ゲイメセン/Hy)
 スペシャルウィーク(サンデーサイレンス/HR×マルゼンスキー/Nj)
(父)パリブレスト
  フレイムオブパリ(Blushing Groom/RG×Balidar/Hy)
 ブライアンズタイム(Roberto/HR×Graustark/Rb)
パルシェル
 ガールスカウト(サクラユタカオー/PG×マルゼンスキー/Nj)
 サンデーサイレンス(Halo/HR×Understanding/Td)
ピサノグラフ
 シンコウラブリイ(Caerleon/Nj×ポッセ/Hy)
 ブライアンズタイム(Roberto/HR×Graustark/Rb)
ビッグプラネット
  ロンドンブリッジ(ドクターデヴィアス/Cl×Danzig/ND)
  サンデーサイレンス(Halo/HR×Understanding/Td)
ペールギュント
  ツィンクルブライド(Lyphard/ND×Caro/GS)
 マイネルラヴ(Seeking the Gold/MP×リイフォー/ND)
(市)マイネルハーティー
 シビルスイート(シンボリルドルフ/Tb×Be My Guest/ND)
 サンデーサイレンス(Halo/HR×Understanding/Td)
マチカネオーラ
 マチカネベニザクラ(ロイヤルアカデミー/Nj×Master Derby/BR)
 Yankee Victor(Saint Ballado/HR×Caro/GS)
マルターズビクター
 Fortuesque(Fortunate Prospect/MP×Dixieband Land/ND)
 Storm Cat(Storm Bird/ND×Secretariat/BR)
ミスターケビン
 Eliza(Mt.Livermore/RG×Bold Bidder/BR)
 エンドスウィープ(フォーティーナイナー/MP×Dance Spell/ND)
ラインクラフト
  マストビーラヴド(サンデーサイレンス/HR×ノーザンテースト/ND)


もう一昔前、と言ったほうがいいかもしれません。

笠松の英雄にして、日本競馬の怪物。その走りは人々に感動を与えてきました。

オグリキャップ。「この血統から走る馬など出ない」と言われたその屈辱をバネに、

栄光への階段を3段跳びくらいの速さで駆け上がっていった優駿。

ちょうどその頃。日本経済は空前の好景気に見舞われていました。いわゆる「バブル経済」の絶頂期です。

経済効果は当然のように競馬社会にも影響を与えます。日本人の馬主さんは外国産の競走馬を競うように買い続けました。

昔から競馬社会の中では内国産より外国産を偏重するきらいがあり、良血を手に入れられるのならばと、

ジャパンマネーをフル稼働させて、どんどんと“輸入”されるようになります。

その状況であっても、日本競馬はあくまでも“鎖国”状態を貫きます。クラシックや天皇賞はまだまだ門戸が開かれていませんでした。

しかし、どんどんと外国産の競走馬が日本競馬に送り込まれてくる現実もある。

「外国産の3歳馬にもG1を!」。声はますます高まります。

そして1996年、ついに外国産の3歳馬が出走できるレースが新設されることになりました。

距離も充実の一途をたどるマイル路線に合わせて1600m。

多分ここから日本競馬のアメリカナイズがはじまったのではないか、とついつい考えてしまいます。

だって日本に“輸入”されてくる外国馬はそのほとんどがアメリカ産馬。

アメリカ血統はどちらかというと「早熟・短距離」タイプ。

“早く走らせて、早く稼いで”。日本競馬もその流れに乗り始めました。

その最大目標がこのNHKマイルカップ、となります。

 

記念すべき第1回に出走した競走馬中、14頭が外国産という、「まさに外国馬のダービー」と表現されるほどに。

ただ、オグリキャップの引退と時を同じくしてバブル経済は破綻、日本は「失われた10年」に突入します。

タイムラグがあるので、第1回は18頭中14頭と大半を占めますが、実際にはこの時点でピークとなります。

第2回11頭、第3回13頭、第4回10頭、第5回11頭、2001年の第6回にはなんと4頭しか出走していません。

バブルがはじけて10年後のことでした。しかし、相変わらず外国馬は強く、この第6回までずっと外国馬が優勝をさらって行きました。

また、競走馬だけでなく、日本の馬産界は外国の繁殖牝馬をどんどん“輸入”し続けています。

いわゆる内国産繁殖のボトムアップを図っていたのです。

そして、この10年というのは世代交代するには充分な時間でした。

外国産馬が引退、繁殖の世界に入った頃にはボトムアップは進んでおり、

第7回のテレグノシスで初めて1着の欄には(外)の冠はつかず、

第8回にて外国産の名マイラー・タイキシャトルの仔、ウインクリューガーが優勝を果たします。

 

そして去年の第9回、大王・キングカメハメハがこのレースをぶっちぎり、返す刀で日本ダービーまでも手中に収めました。

ここでさんざんと語ってきた“血の進化”、今度日本を席巻するのはMr.Prospector系だろうと言い続けてきました。

というか、もうそこしかないけど……。

その前にもジェイドロバリーやアフリートなど、ダートで目立つ存在はありましたが、

日本競馬の主流・芝の、それもクラシックディスタンスを勝ってしまう時代になってきました。

もちろん、1998年に既にエルコンドルパサーがこのレースを制し、同年ジャパンカップでも優勝をしていますが、

今年になって“キター!”って思うのは、先日の天皇賞・春。

母父Kingmamboなんて3200mも持たないと思っていました。

が、事実スズカマンボは走りきった。2着に母父Mr.Prospectorのビッグゴールドを引き連れて。

いくら、「マンボは京都巧者」だろうが、「雨が降ったらKingmambo」だろうが3200mなんて無理!

と思ってたこと自体が、もう古いのかもしれません。

昨年、母父Mr.Prospector系マイニングのゼンノロブロイが秋古馬3冠を果たし、

2年連続でMr.Prospector系エンドスィープ産駒の牝馬が活躍し、

そして今年の春にスズカマンボ&ビッグゴールド。

ぐっさんとよく使っている「歴史の振り子」の頂点はもう目の前に来ているのかもしれません。

 


全員のねらい目

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みやっち アイルラヴァゲイン インプレッション ラインクラフト マイネルハーティー ディープサマー
ぐっさん インプレッション ビッグプラネット ペールギュント ラインクラフト アイルラヴァゲイン
ひろき マイネルハーティー デアリングハート ペールギュント パリブレスト セイウンニムカウ
Wクロス ラインクラフト デアリングハート インプレッション マイネルハーティー シルクトゥルーパー
Bowz マイネルハーティー ビッグプラネット デアリングハート セイウンニムカウ ラインクラフト
かずき ラインクラフト マイネルハーティー インプレッション セイウンニムカウ ペールギュント
やまりん ペールギュント ラインクラフト デアリングハート イヤダイヤダ ビッグプラネット
おさる ラインクラフト インプレッション ペールギュント イヤダイヤダ シルクトゥルーパー
ヴァイデン ペールギュント ビッグプラネット パリブレスト エイシンヴァイデン ディープサマー
ユーイチ マイネルハーティー ディープサマー デアリングハート アイルラヴァゲイン パリブレスト
大智 アイルラヴァゲイン ペールギュント セイウンニムカウ マイネルハーティー シルクトゥルーパー
さまさん ラインクラフト アイルラヴァゲイン ペールギュント ビッグプラネット エイシンヴァイデン

 

 

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