昔、投稿天国でかな〜りマニアな競馬コラムを書いて、 かな〜りマニアな人のみにウケていた、『競馬のけ』の作者、“みやっち”。 そのコラムを通じて知り合うことになり、毎晩のように競馬談義に花を咲かせる お好み焼き屋、“ぐっさん”。 二人の「福井の隠れ競馬ファンと知り合って、競馬のロマンについて語り合いたい」という、 たったそれだけの想いで始まったこのサイト「競馬鹿人生」。 今夜も ぐっさんの店で競馬談義が始まった!
福井の競馬ファンに捧ぐ みやっちとぐっさんの“競馬鹿人生” 第10話 「あけましておめでとうございます」(2004/01/03 PM10:30)
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以下み:みやっち、ぐ:ぐっさん
み |
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あけましておめでとう。 |
ぐ |
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おめでとう。 |
み |
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いや〜、サプライズやったね。 |
ぐ |
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ジャパンカップと同じ9馬身。4コーナーでクリスエスが勝つのはわかったけど、そこから伸びるんやもん。まさにサプライズやったわ。2着がリンカーンやったろ? |
み |
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あれは武の騎乗だからあそこまで行ったと思うよ。 |
ぐ |
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俺もそう思う。武でなかったらあかんかったもん。でロブロイも3着やろ。 |
み |
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まー藤沢厩舎としてはタイキシャトルのリベンジ(1998年、連覇のかかる、そして引退レースとなるスプリンターズステークス(当時は有馬記念の前週に行なわれていた)の後、引退式を行なうことが決まっていたにも関わらず、勝って締めくくるどころか、3着に敗れてしまった)は果たせたと思うよ。 |
ぐ |
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しかし、ザッツがなぁ……。 |
み |
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あれは展開のアヤでしょう。前で逃げてしまって脚が持たなかった。あのレースはあまり気にしない方がいいかもね。 |
ぐ |
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確かにな。そんでタップも前の2頭を無視して走ってればいいとこ行けたのに。 |
み |
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でも、佐藤ジョッキーはコメントで最後の直線は500万条件の馬の走りだった、って。ジャパンカップは重馬場やったろ。苦手なはずなのに9馬身。見えない疲労があったんじゃない? ていうか、ジャパンカップで燃え尽きたとかね。 |
ぐ |
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あと、デジタル! 何がサプライズやねん(笑)! 全然あかんかった(笑) |
み |
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(笑)。で、今年はどうして行こう? G1までまだあるしな。 |
ぐ |
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そろそろ年度代表馬が決まるやろ。それについて語るとか、去年の重賞を見て今年の展望を語るとか。 |
み |
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じゃあ戦線別にやってみようか。クラシック牡牝、中長距離戦、短距離戦、ダート戦の5つか。 |
ぐ |
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出来ればそろそろ発売される重賞2003の本を見てやりたいな。あんまりわからんかったもん。 |
み |
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それもそうやね。そうしてるとフェブラリーステークス(東京・ダート1600mのG1)始まるし。3月には高松宮記念も始まるし。クラシックもすぐやね。 |
ぐ |
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今年のクラシックの展望もやりたいな。でさー、ラジオたんぱ杯(最終週の阪神・芝2000mのG3。翌年のクラシック戦線を賑わす馬が多数登場するので有名)でのブラックタイドの負け方ってなんやの! |
み |
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勝ったコスモバルクにしても、朝日杯勝ったコスモサンビームにしても、同じザグレブ産駒なんやで。アイルランドに去年売却された途端G1やろ、皮肉なもんよ。ただ、G1馬が出るまで4年かかったからなー。 |
ぐ |
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ザグレブって何者? |
み |
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シアトリカル産駒のアイルランドダービー馬。ヒシアマゾンの父と一緒。タイキブリザードの甥。ヨーロッパ血統やで重かった、ってのはあったけど、この2頭ともブラッシンググルームとかテスコボーイのようなアメリカのスピード血統を入れたのが成功したのかな。まーそういう血統はたくさんいるけど。 |
ぐ |
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でもわからんなー。今年を賑わすのかどうかは。 |
み |
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まー、今まで走ってなかっただけに。でも皮肉。よくある話やけど。 |
ぐ |
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じゃあ今年も続いてやりますか! |
み |
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やりますか! |
ということで、今年の方針。
2月22日 フェブラリーステークス
3月28日 高松宮記念
4月11日 桜花賞
4月18日 皐月賞
5月02日 天皇賞・春
5月09日 NHKマイルカップ
5月23日 オークス
5月30日 ダービー
6月06日 安田記念
6月27日 宝塚記念
これらのレースの前週は予想をして、それ以外は昨年を回顧し、今年の展望を占います。
他にも「みんなで競馬場に行こう!」ツアーも考えています。希望者が出れば話ですが……。