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過去ログ「競馬鹿人生」

福井の競馬フリークたちの集う高級紳士倶楽部

みやっちとぐっさんの競馬鹿人生

昔、投稿天国でかな〜りマニアな競馬コラムを書いて、 かな〜りマニアな人のみにウケていた、『競馬のけ』の作者、“みやっち”。 そのコラムを通じて知り合うことになり、毎晩のように競馬談義に花を咲かせる お好み焼き屋、“ぐっさん”。 二人の「福井の隠れ競馬ファンと知り合って、競馬のロマンについて語り合いたい」という、 たったそれだけの想いで始まったこのサイト「競馬鹿人生」。 今夜も ぐっさんの店で競馬談義が始まった!


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福井の競馬ファンに捧ぐ
みやっちの“競馬鹿人生”
第87話 「早熟“論理”を突き破るか」
(2006/05/08 PM8:34更新)

昔、投稿天国でかな〜りマニアな競馬コラムを書いて、かな〜りマニアな人のみにウケていた、『競馬のけ』の作者、“みやっち”。
そのコラムを通じて知り合うことになり、毎晩のように競馬談義に花を咲かせる、お好み焼き屋、“ぐっさん”。

二人の「福井の隠れ競馬ファンと知り合って、競馬のロマンについて語り合いたい」
という、たったそれだけの想いで始まったこのページ。
今夜も ぐっさんの店で競馬談義が始まった。



みやっちとぐっさんの競馬鹿人生 バナーです。リンクフリーです。動きます。

まさにマジックでした。

血統の限界なのか、それとも未来へのステップなのか。

彼が成し遂げたことにちょっと思ったことを書きました。

乱筆お許しを。

 

 


まさに「豊マジック」。

「難解なG1はジョッキーで買え(by ヴァイデン)」というのは既に定説となりつつあります。

これで豊−ノリのG1ワンツーは12回目だとか。

 

しかししかし、彼の優勝で参った人もいるかもしれませんね。

「アグネスタキオン産駒は早熟で1勝後は勝ち上がらない」

という説は覆りそうな気がします。

“論理”だけでは馬券は成り立たない。

でも、“論理”通りに勝つことだってある。

“勝つ論理”こそが正義。NHKマイルカップ優勝のロジックです。

 

アグネスタキオン
サンデーサイレンス
Halo
Hail to Reason
Cosmah
Wishing Well
Understanding
Mountain Flower
アグネスフローラ
ロイヤルスキー
Raja Baba
Coz o'Nijinsky
アグネスレディー
リマンド
イコマエイカン
エイプリルドラマ
サクラユタカオー
テスコボーイ
Princely Gift
Suncourt
アンジェリカ
ネヴァービート
スターハイネス
ファインドラマ
シンザン
ヒンドスタン
ハヤノボリ
スイートベリー
トサミドリ
スイートヘレン

 

実は、母父にサクラユタカオーを持つタキオン産駒の牡馬は

ロジック1頭のみ。

あとは牝馬。サクラローレルの母ローラローラの孫、サクラタキオン、

オークス馬ウメノファイバーを母に持つフィルドール。

しかしサクラタキオンは地方に、フィルドールは出走すらしていません。

さて、サクラユタカオーはPrincely Gift系。

ではPrincely Gift系を母父に持つタキオン産駒はというと……、

いません。そもそもPrincely Gift系で残っているのは数少ないですしね。

Princely Gift系というより、テスコボーイ系と言ったほうが

もういいかもしれません。それもユタカオー系。

サクラユタカオー−サクラバクシンオー−ショウナンカンプ、

サクラユタカオー−エアジハード、トゥナンテ(はキツいか……)

それくらい、テスコボーイ系は全滅に近い存在に。

キタノカチドキ、トウショウボーイ、ハギノカムイオー、

ミスターシービー、サクラユタカオー……。

日本競馬のスピード絶対値を確実に押し上げたテスコボーイ系。

もはや母系に押しやられそうな雰囲気の中、

サクラバクシンオーが一人気を吐いている状態です。

有り余るスピードは、新馬から確実にモノが違う。

けど、悲しいかなクラシックという伝統の距離には足りなさ過ぎる。

自分に足りないものを補完する柔軟性を、トレンド血統よりは持ち合わせていません。

そこで母系に入ってスピードを補完する役割を担うようになります。

しかししかし、母父サクラユタカオー産駒はこれまでに600頭以上もいたのに、

重賞勝ちとなるとたったの7頭。

ダイタクリーヴァ&バートラム兄弟にタガノバスティーユほか。

G1ともなれば、阪神ジュベナイルFのタムロチェリーと、

ロジックのみ。

 

で、ちょっと思った。

母父サクラユタカオー産駒と橋口調教師の関連性を(笑)。

橋口厩舎在籍(引退、現役)の、最近の母父ユタカオー産駒6頭(牡馬4頭、牝馬2頭)のうち、

サンデー系の牡馬は4頭。のうち、重賞勝ちが3頭。

リーヴァ&バートラム兄弟とロジック。

今回のロジックにしても、橋口調教師が牧場で惚れ込んで、

馬主さんに買っていただいたという逸材。

つまり、橋口厩舎に入るサンデー系×母父ユタカオー産駒は、

かなりの確率で走る、ということになる、……のかな(笑)

 

ちょっと面白い関連性があったので、横道に逸れてしまいました(笑)

で、ロジック。次走はダービーといいます。

「タキオン産駒で、それもダービーって……」

と思われがちですけど、ロジックが経済コースを走ったと言いますけど、

やっぱり母母父に入っているシンザンの血。

そしてそのさらに奥、トサミドリの血。

セントライトの半弟であり、日本競馬唯一の3兄弟皐月賞制覇という偉業の血。

日本競馬の歴史を垣間見る血統構成だったりします。

タキオン産駒はこれくらいおっもーい血を母系に持っているほうが、

実は成長に富むのかもしれません。

もしかしてこれがピーク、っていう話もありそうだけど……。

 

2003年のタキオン産駒148頭中、中央での1勝を上げたのは43頭。

しかし2勝目を挙げたのはわずか4頭。

そのうちの3頭にはかなりの血統が入っています。

ショウナンタキオンは母父トニービン、

母母父メジロゲッコウ(メジロの一大系譜の基礎であるメジロボサツの初仔)、

母母母父ネヴァービート、母系はアストニシメントに遡る在来牝系。

牝馬であるキープユアスマイルにしてみれば、

母父リアルシャダイ、母母父ナイスダンサー、母母母父セントクレスピン。

牝系があのシラオキ系、祖母のファーストラブの妹には、

後にあのスペシャルウィークを産むキャンペンガールがいます。

これからPOGでタキオン産駒を取るならば、母系に注目です。

 

「アグネスタキオン産駒は早熟で1勝後は勝ち上がらない」という“論理”を、

ロジックは突き破ったのかもしれません。


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